デジタルディバイド。

IT機器を使いこなせる能力がある、またはその環境にいる人と、

使いこなせない、または環境にいない人との

経済的格差ですな。


いつもうちのお母さんに

「知らないとお金を取られる、知ってるとタダで出来るんだよ」

って話をしていましたが、

こういった単語があることをすっかり忘れていました。


なんでも人間観、国家間でのデジタルディバイドが発生しているとか。

先進国とそのほかという意味でのデジタルディバイドが。


技術が進むとともに、その恩恵を受けられる人と受けられない人の

格差も進んでいくんですね。


しかも、最近は「第2デジタルディバイド」と呼ばれるものがあるらしく、

若者に多いとか。


若い人はバイトの登録を携帯からメールでする。

メールですると、通常携帯に登録されいてるアドレス帳から

送信をするので、自分を名乗らず、相手の名前も書かないまま送信。

それが普通となっているからです。


バイト斡旋側の会社は誰から誰宛に来ているのかがわからず、

連絡が取れずに手を焼いているそう。


この世代が社会に出たときに、メールは技術的に送信可能だが、

社会における常識的欠落が発生することで、第2デジタルディバイドと

呼ばれている。


メールも日本語にすると「電子郵便」。あて先と自分を名乗ることは

常識のはずが出来ない。気づかないところでのデジタルディバイドです。



技術が進歩し、より便利になっているはずが、

そこに格差が生まれるなんてね。

また、この格差は経済効果として見えないので、

とまることはないでしょう。



技術の進歩にはそれを教える学校も教育もなく、

いきなり生活に入ってくるためでしょう。



もう一度、自分が使っている技術と、

昔を照らし合わせて、欠落している部分はないかを

よく考える時代に差し掛かっていますな。