今日も一日終わった。

今日は午前中ニュージーランドから来ている人と

技術会議。

先週は丸一週間英語会議。

時には一対一でのディスカッション。


オール英語にもだんだん慣れてきた。


べらべらかって?


そうじゃない。ただ、「一生懸命しゃべる」のみ。


質問があった場合、伝わらなければジェスチャーしたり

絵を描いたり。


しかしまぁ、へたくそな英語を怒りもせず熱心に

聞いてくれる諸外国の方々はすごい。


なぜ、一生懸命、たどたどしい英語を聞いてくれるのだろう。


それは、いろんな国の人と話す機会が増えたけど、

みな一様にいえることは、

「何か伝えたいことがあるんだな」と察してくれるからだと思う。

それで、一生懸命聞いてくれる。


これと直結するのが、「熱意」ではなかろうかと。


最近出番が少なかった「熱意」ですね。


「こうしたい!」とか「これに困ってるんだよ!」

などの意見を相手になんとか伝えたい、


この意志が相手の気持ちをこっちに向けてくれるよう。


それは上昇志向にも映るかもしれないなぁ。


仕事上で、「俺はこうしたい」と思ったことがどのくらいあって、

それを口に出して言ったことが皆さんはどれくらいあるだろう。



外国の人と話をして気がついたんですね。


特に、

What do you think? あなたはどう思う?って聞かれる。


それは部署や一般的な回答を求められているのではなくて、

「あなた個人は」 「どうおもうか」を聞いてきている。


芯がないと、答えられない。


芯と熱意があると、一生懸命答えられる。


それがたとえ否定的な意見であったとしても、

否定的な意見を意見として飲み込んで、共存できるのが

諸外国の方々で、

日本人には時折これが出来ない。

みながYesだったらYesで、その解から外れると異端児となる。

Noを「それも回答だ」という飲み込み方が難しいのが日本人。


そこは日本人としてまねたくない。

だからこそ、自分の主義と主張を保ちたい。


そして、この気持ちを大切にしたい。


「個人の主張を抑える」日本人には特に難しいとされる質問、

「あなたは、どう思いますか?」



をしっかり考える生活。


熟考生活、始めました。