今日は上野でやってる「ふしぎ大陸南極展2006」

に行ってきましたー。


ペンギンやらなにやらがわーっと出るかー。

なんて気持ちで入館。

最初は南極到達話。


スコットとアムンゼン。それに日本人の白瀬。


あ、ふと。

思い出した?


スコットとアムンゼン。

中学の英語の教科書。

当時ぐっと来た内容だっただけに

おぼえてたんだねー。


南極到達を争うスコットとアムンゼン。

互いにチームリーダーとして、

チームを牽引。

有名な男の戦いです。

本にもなっていて、リーダー論で

賛否両論。


結局アムンゼンが先に到達。

その1ヵ月後にスコットが到達。

さらにスコットは帰還途中でチーム全員が死亡してしまう。



アムンゼン。

そり引きにイヌを採用。その考え方は徹底してて、

弱ったイヌから射殺。隊の軽量化と食料に。

到達することが最優先の目標。

出発前に南極調査などの本3000冊を読み、

研究を深める。

海の状態が不明とされたルートを

自らが割り出し、前人未踏のルートを選択、

功を奏し、南極点に近い位置からのスタート。

見事南極点に到達。

その後、すぐ引き返す。

計画通りの日付で、自国へ帰還。

その功績が今でもたたえられている。



スコット。

そり引きに馬を採用。イヌももちろんいた。

動力雪上車も使用。

南極大陸の学術調査も目的。


スコットは南極点に向かうものの、

動力雪上車はすぐ故障。

馬も残念ながら力を発揮せず。

結局、人間で300kgのそりを引くことに。

ちなみに-30℃。



結果、スコットチームは遅れて到着。

帰りには食料がつき、

吹雪に見舞われ、チームすべてが

命を落としました。

チームは4人だったはずだけど、

1人増員しているんです。

そのため、食料が尽きてしまった説も。


(イメージはスコットチーム到達時の写真)

スコット



しかし、スコットの学術調査書は

その後南極調査に大きく貢献。




俺は同じリーダーを任されたら、

アムンゼン派か?スコット派か。


難しい。



現在の南極点基地は

2人に敬意を表し、アムンゼン・スコット基地と命名されています。




もう一度英語の教科書での

文章を読みたくなったね。



リーダーシップ実例ですね。



次回はフーコーの振り子について。